全米NLP協会について
全米NLP協会(American Board of NLP)は、世界的なNLPマスタートレーナーであるタッド・ジェームス氏によって設立されたNLP協会です。
アメリカにはたくさんのNLP団体が存在していますが、その中でも全米NLP協会はもっとも多くの認定証を発行したもっとも成功を収めているNLP団体です。
この団体の特徴は、伝統的NLP、タイムラインセラピー®、コーチング、そして催眠療法(ヒプノセラピー)を関連付けたトレーニングを提供しています。
これらの4つはどれも心理療法には必要であり、これらを関連付けて学ぶことで結果の出せるセラピストやコーチを育成しているのが特徴です。
現在の世界の主流とされるNLPマスター、マイケル・ホール氏、シェリー・ローズ・シャーベイ氏、そしてリチャード・ボルスタッド氏も過去にタッドのトレーニングを受講しており、まさに現代のNLP業界をリードしている団体です。
クリアライトNLPスクールは、全米NLP協会のマスタートレーナー、今本忠彦によって運営されており、全米NLP協会と全く同じカリキュラムのNLPをお伝えしている日本国内の公式提携スクールです。
タイムラインセラピー®、コーチング、催眠療法を関連付けたプログラム
全米NLP協会は、NLPの効力をさらに強化させ結果の出せるコーチを輩出するために、タイムラインセラピー®協会と全米NLP協会コーチングディビジョン、そして、米国催眠療法協会(ABH)を併設しており、これらを関連付けた効果的なトレーニングを提供しています。
全米NLP協会の認定基準
NLP プラクティショナー レベル
- A.トレーニング期間
- 認定トレーナーが教えるNLPパターンの基礎トレーニングを、最低120時間受講すること。
- B.デモンストレーション
- 次に挙げるNLPの基礎的スキル、テクニック、パターンそして概念を自分および他人に十分に活用できる能力を実証できること。
- 以下を含むNLPの基本的前提を行動に取り入れられること
- 他者の世界モデルとシステムのエコロジーを尊重した、アウトカム志向
- 地図と領域(テリトリー)の違いを把握している
- 失敗はない、あるのはフィードバックだけ
- コミュニケーションの意味は、あなたが受け取る反応にある
- すべての行動に、肯定的意図がある
- 誰もが成功に必要なリソースをもっている
- 抵抗は、ペーシングが不十分な証拠
- 必須多様性の法則
- ラポールを確立し、維持できる
- ペーシングとリーディング(言語的および非言語的に)
- キャリブレーション(感覚に基づいた経験)
- 表象システム(叙述語とアクセシング・キュー)
- メタモデル
- ミルトン・モデル
- 適格でエコロジカルなアウトカムと、現在のステートの構造の導出
- オーバーラップと解釈
- メタファーを作る
- フレーム:比較、関連性、アズ・イフ(…であるかのように)、バックトラッキング
- アンカリング(VAK)
- アンカリングのテクニック(適用する分野のコンテクストに合っている)
- その時の目的に応じて、意識を外部または内部にシフトできる能力
- ディソシエイションとアソシエイション
- チャンキング
- サブモダリティ
- 言語的および非言語的に反応を導き出せる
- リソースにアクセス及び構築できる
- リフレーミング
- 柔軟性のある振る舞いを実践できる
- 以下を含むNLPの基本的前提を行動に取り入れられること
NLP マスター・プラクティショナー・レベル
- A.トレーニング期間
- 認定トレーナーによるアドバンスド・トレーニングを最低120時間受講。
- B.デモンストレーション
- に挙げるNLPの基礎的スキル、テクニック、パターンそして概念を自分および他人に十分に活用できる能力を実証できること。
- すべてのプラクティショナー・レベルのスキルを単独で、または組み合わせて使うことができる
- 個々にあわせた介入(生産的かつ治療的)
- エコロジカルなチェンジワーク
- コンテンツとフォーム、経験とラベルを自在に切り替えることができる
- マスター・プラクティショナーとしての特定スキル
- メタプログラム
- バリュー(価値基準)
- 識別と活用
- 価値基準の階層
- 複雑な複合等価を引き出して価値基準を調整
- スライト・オブ・マウス(sleight of mouth)
- ストラテジーの理解と組み込みと活用
- サブモダリティの洗練された活用
- 計画的なマルチレベルのコミュニケーション
- ネゴシエーション
- プレゼンテーション・スキル
- モデリング
- 信念と前提の活用と変容
NLPトレーナーレベル
- A.トレーニング期間
- 認定マスタートレーナーが教えるアドバンスド・トレーニングを最低120時間受講すること。
- B.満足のいくデモンストレーション
- 以下にあげる行動上の能力を実証できること
- プラクティショナー及びマスター・プラクティショナー・レベルのすべてのテクニックを、人前でも単独でも行うことのできる、プラクティショナー及びマスター・プラクティショナーの完全で実践的・行動的なスキルと能力
- コンテンツとフォームを(言い換えれば経験とラベルを)自在に切り替えて説明できる能力
- 教えている内容を実践する(行動をデモンストレートする)能力と、人の行動を説明して教え、言葉のラベルを付けることができる分(例:モデルセルフなど)能力
- 以下について、プレゼンテーション・スキルと指導スキルを実証できること
- ペーシングとリーディング
- オーディエンスを尊重しながら(少なくとも、自身と他者の世界モデルを区別しながら一貫性を持ってこれに対応できる;他者のことをエコロジカルに思いやり、対応できる;意識、無意識でこれらがプロセスできる)
- 質問に答える(質問のレベルと意図を認識し、レベルに合った答えを考え出す)能力
- プレゼンテーションのデザイン:最低限、フレームのオープニングとクロージングが設定できる;アウトカムの設定、情報と経験のチャンキングとシークェンシング、バランスの取れた情報提供―与えるだけでなく発見の機会も提供、情報の一般化を促進し、コンテクストと時間を超越したスキル
- エクササイズのデザイン:最低限、各エクササイズの明らかな学びの目的と隠された目的の両方のためにエクササイズを行い、累積学習ができるように以前に学習した内容も取り込み、エクササイズのアウトカムを明確にして、フューチャー・ペーシングを含んだ行動学習を確実に網羅した課題をすべての関係者に与えること
- エクササイズの説明。特に、ノートや資料などを見ることなく、行動でエクササイズを説明することができる能力。
- 深い/浅いメタファーを使うこと。
- マルチレベルなフィードバックの活用:個人とグループの両方から得た明らかな/隠された情報を継続的に再評価しながら統合していく。
- ループへの洗練された介入:受講生の自発的な発見を促す質問や、デモンストレーション、そして必要な場合には明確な指示を与えることによって、ラポールを維持したままで具体的で感覚に基づいたフィードバックを与えることが出来る。
- “課題を与えること”:人が(いつもと)違う振る舞いをすることにより、その人の世界モデルを広げて行くことを前提とした課題を作り出すことができる。
- デモンストレーションをする能力
- 個人のスタイルと芸術性をデモンストレートすること(新人トレーナーは、もっているスキルを自分の行動に取り入れられることを教えるため)
- NLPプラクティショナーおよびマスター・プラクティショナー・トレーニングのプロセスを理解していることを実証すること
全米NLP協会の公式トレーニング
クリアライトNLPスクールでは現在世界で開催されている全米NLP協会の公式カリキュラムと同じカリキュラムの講座を日本国内においてご提供しております。